プリン体 衝撃の事実

プリン体 衝撃の事実 (゚Д゚;)

何と!!
プリン体を多く含む食品が痛風の”主な”原因になると言うのは「間違い」だと言われているようです。
体外から摂取されるプリン体は1~2割程度のようで、残りのプリン体は体内で作られているとのこと。

一般的に人間の体の中では 700mg/日程度の尿酸が産出されているようですが、その尿酸の元になるプリン体は体外から摂取されるものと体内で生成されるもの、2つに分けられます。
体外から摂取されるプリン体は、食べ物や飲み物などから、体内で生成されるプリン体は、運動した時のエネルギー代謝や核酸の分解時などに生成されています。

だからと言って、もちろんプリン体の多い飲み物や食品を控えなくても良いと言う訳ではありませんが「痛風 = ビールが原因」「痛風 = 贅沢」「痛風 = プリン体多い食べ物」とも言えないようです。
ビールが悪い、贅沢しているから、と言うのは20年以上前の医学の見解で、それがそのまま こん日まで言われ続けているようです。

痛風と言う病気を意識して、本格的に日本で研究が始まったのは ごく最近だそうです。
痛風発症時は「痛くて眠れない」「歩けない」など、かなりの激痛を伴いますが、一般的には数日から一週間で、全く何も無かったかのように症状が おさまってしまう(治った訳ではない)人が多いため、「痛み止め」などの対処療法がメインで、発症者も痛みが治まれば医者にも行かなくなってしまうため、特に研究もされなかったようですね。

痛風の主な原因は、最近の研究の結果では以下のように言われています。
①肥満
②アルコールの大量摂取
③糖質・脂質の取り過ぎ
④酸性食品(肉や魚など)が多く、アルカリ性食品(野菜など)が少ない
⑤ストレス
⑥水分補給が足りない

ほとんどの食品にはプリン体が含まれています。
さらに、美味しいものにはプリン体が多く含まれている傾向があります。
プリン体は、うま味成分の一つのようです。
ですが 8割以上のプリン体は、体内で生成されているようです。

とは言え 上にも書いたように、プリン体が多く含まれている食品や飲み物を多く摂取して良い訳ではありません。
その辺は気を付けた方が良いと思いますが、ストレスも痛風になる大きな要因の一つですので、ストレスにならない程度に、ときどきはビールを飲んでも良いと思いますよ (^^

残念ながら、自分に都合の良いこんな本を見付けてしまいました・・・ (^^;


痛風はビールを飲みながらでも治る!―患者になった専門医が明かす闘病記&克服法 (小学館文庫)【Amazon】



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